ドキドキって理屈じゃない~心拍数と瞬き数から6thライブを振り返る~

前書き

シンデレラガールズ6thライブのメットライフドーム公演に2日間現地参戦してきた。今回は

honeshabri.hatenablog.com

を参考にJINS MEMEとFitbitをつけてライブに参加したため、それらで計測したデータをもとにセトリを見ていく。

 

心拍数及び瞬き数の推移

 まずは加工無しの心拍数と瞬き数のグラフを確認して見る。

オレンジが心拍数、瞬き数で瞬き数は少ない方が集中しているということで軸を反転しており、ブロックごとで背景色を変えている。

初日

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二日目

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パッと見て分かるのは

・初日の方が全体的に瞬き数が多い→集中していない

・初日の方が心拍数が高い→興奮している

・初日は1ブロック目、2日目はアンコールの心拍数が高い→興奮している

 

などであろうか。

 

ここでグラフを見て色々と気づいた計測の問題点があるのでここであげてみる。

 

・初日はアリーナ・二日目はスタンドだったので視聴環境が違った

 →アリーナだと位置的にメインステージ以外は演者が見えない場合も多く、集中できなかった可能性がある。

 

・初日は後ろに謎の叫び声をあげてジャンプするクソ厄介オタクがいた

 →まぁ邪魔だなと思いつつも何も言わなかったのですが、集中力が落ちている(落ち着いた曲の多い3ブロック目では2日目と同じ程度の瞬き数のため、盛り上がる曲だけ集中できてないことがわかる)ことから「口では許していても身体は正直だぜ」みたいな逆エロ同人みたいな状態だったようである。

 

・二日目の方が寒かった。

 →寒い方が心拍数が上がるのだが初日は1・2ブロックはTシャツだけ、3ブロック目から上着を羽織ったのに対して2日目は全ブロック上着を着ていた。初日も3ブロック目以降は心拍数が安定しているため上着を着ていた方が暖かいから心拍数が上がりにくかった可能性もある。

 

UOを振ると運動量が増える。

 →今回心拍数を計測するためにfitbitというデバイスを左手につけていたのだが、盛り上がる曲でUOを振る際には右手にサイリウム、左手にUOといった形で振っていたのでUO曲でのみ左手の運動をしていたことで心拍数が上がっていると思われる。これに関しては2日目でわざとアンコールのGOIN'!!!を両手で振ってみたところデータとしてアンコールのみ心拍数が上昇しているため間違いないかと思われる。

 

・泣くと瞬きが増える。

 →in factを聞いた時にそこまで熱心ではなかったがAKB時代の亜美菜を推していたこととかボイス総選挙のこととか色々と思い出して軽く泣いたのだが2日目の3ブロック目で一部いきなり瞬き数が増えているのはこれの影響だと思われる。

 

特徴量を考える

以上の問題点を踏まえて特徴量を色々と考察してみた。

心拍数に関してはブロック毎に

  • RSI70%以上
  • RSI30%以下
  • 1時間あたりのRSI70%以上
  • 1時間あたりのRSI30%以下
  • 最大値
  • 最小値
  • 最大値-最小値
  • 平均値
  • 中央値

を特徴量として考察してみた。

 

特徴量に関しては[心拍数を用いた映画分類の試み,成田 丸山,2016]を参考にしている。

 

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上記の初日の特徴量を出すと上のグラフのようになる。

まずセトリから考えて3ブロック目(PROUST EFFECT~クレイジークレイジー)が一番落ち着いていたと考えるのが普通だと思われる。また2・4ブロック(Radio happy~Wonder goes on!!/Dreaming of you~Stage bye Stage)ではRadio happyや凸凹スピードスター、美に入り彩を穿つや純情Midnight伝説といった盛り上がるセトリがあったため3ブロック目よりは興奮していただろう。

これらを考えると最大値・最小値やRSI30%は興奮を表す指標としては適さないと思われる。

 

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ここで上の考察をもとに2日目の特徴量を調べてみると平均や中央値が変化に乏しく考察しづらいことが分かる。またRSI70/hは先述したアンコールでUOを左手で振った影響が大きく出ているため特徴量としてあまり適さないと考えられる。ここからRSI70が適しているのではないかと考えた。

 

さらに初日と2日目の値を比較する。

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ブロック毎のRSI70を比較すると全体的に初日の方が高く出ている。ここでセトリを確認して比較について考えると2ブロック目は2日目のハイファイ☆デイズ →Orange Sapphireの流れなどは初日より興奮していた気がする。これをもとに各ブロックのRSI70%以上特徴量を全体のRSI70%以上特徴量で割ることで1日の特徴量のうち何%がそのブロックでの特徴量となっているかを特徴量として選んだ。

 

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続いて瞬き数である。

特徴量としては

  • 最大値
  • 最小値
  • 平均値
  • 中央値
  • 最大値ー最小値

を考察した。

 

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心拍数と同じくセトリから考えて3ブロック目(PROUST EFFECT~クレイジークレイジー)が一番集中していたと考えると最大値や最大値ー最小値は特徴量として不適当である。中央値と平均値を考えるとあまり差はないが今回は中央値を採用した。これはin factで泣いたなどの外れ値の影響を受けにくいからである。

 

また瞬き数も日に依存しないように全体の中央値で割ることで正規化した。

 

セトリの分析

以上の分析をもとに

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縦軸が心拍数、横軸が瞬き数であり左に行くほど集中、上に行くほど興奮している。

ここから例えば

  • 初日の1ブロック目(イリュージョニスタ!~Starry-Go-Round)が一番興奮した。(ライブの始まりだったことや、担当の前川みくが出ていたこと・始球式からの気持ちいいよね一等賞などが理由だろうか)
  • 初日の3ブロック目(PROUST EFFECT~クレイジークレイジー)が一番集中していた。(担当ではないのだが志希と藍原ことみさんがめちゃくちゃ好きだからだと思われる)
  • 両日2ブロック目はあまり集中できてない。(2ブロック目は凸凹スピードスターやVirgin Loveのようなゴンドラ曲による視線移動が多いのが原因かもしれない。あとRadio happyとかハイファイ☆デイズでイントロなった瞬間「あ゛あ゛あ゛〜」とかなって崩れ落ちそうになってるからかもしれない)

などといったことが言えるかもしれない。

 

あとがき

今回の考察に関してはデータも全て私の生体データなのである意味再現性のない主観に基づく分析である。とはいえ実感をデータで説明できたら面白いなと思ってやってきちんとバラードでは集中していることや盛り上がる曲ではちゃんと心拍数が上がっていることが分かったのは面白かった。名古屋も両日現地なので分析します。あとミリオン5thディレイ2日目とかハッチポッチBDとかもデータ計測しようと思います。

ISFに行って来ました(文字起こし)


ISFに行って来ました

 

喋るだけの映像ブログをアップロードしたのですが滑舌がめちゃくちゃ悪くなっていたので簡単な感想をまとめて描き起こしておきます。かなり抜粋しているので詳しくは頑張って聞き取ってくださると幸いです。

 

05:35 りょうた(@ryouta335)さん/THE IDOLM@STER MILLION LIVE! Illustration book vol.02

イラストが全部かわいい。
イラストは瞬間を切り取るものだけれども、どういう流れでその瞬間になったのかといった前後が見えてくるイラストが描けるがすごい。
特にりょうたさんはやっぱり表情とまぁ身体の動きでどういうシチュエーションでその瞬間に至っているのかを上手に切り取っているのが素敵。


07:15 すーにっち(@_horen_so)さん/Tripra

3人組のイラスト本なので3人の関係性の瞬間を切り取ってるイラストになっているのが凄い。ちゃんと背景があってキャラクター同士がどういう掛け合いをしているとか
どういうシチュエーションなんだろうというのが伝わってくるのでアイドルたちの関係性が見えるイラスト集。


09:05 そーじん(@soujin_mt)さん/GL@SSES Vol/02

メガネのこだわりがすごくてアイドル毎に紗代子にフレーム無しの眼鏡をかけさせるとか表紙にもなっている志保にモノクルとかのベストマッチが最高。

背景を描いていなくても琴葉のイラストだったらちょうど家へ帰ってきて「お帰りなさい」みたいな感じで振り向いた瞬間だと分かる生活感や話の流れみたいなのが伝わってくるイラストと千鶴さんのイラストのようなモデル撮影のような一枚絵としての完成度の高いイラストがどちらもあるのがテクニックを感じさせて凄い。


11:48 黒兎(@fukuma18)さん/花に嵐のプレリュード

イラストのクオリティが高さが漫画としての完成度の高さにつながっていてストーリーに集中できるのが凄い。そして内容も端的に言ってしまえば百合ですが、友達や恋人といった百合の距離感の中で「しずしほ」は仲が良い友達というわけではないがお互いに相手を意識していて相手の心の中に大きな存在としてある中でどのように相手を認識するかが心の内面の描きかたからめちゃくちゃ美しく描かれています。
これはイラストの美しいとかでなくて心情の機微を漫画という媒体を使っての表現としてシナリオもイラストも見せ方・演出含めて素晴らしい。志保が相手の目をそらして髪を触るっていうシーンを先のコマでイラストとして描いた後でセリフでフォローするといった表現ができるのは漫画の強さだと思うので最高の百合漫画。


17:18 たかたん(@takataaaaanP)さん/How costume would you like?

まつめぐのバイブル。まつりと恵美はお互いがお互いに影響していて恵美は自分はともかく周りの人というタイプだったのがサッカーフェスを通じて変わっていって反対にまつりは「姫」であるための弱い部分を見せないけれども、そういった部分を恵美がフォローしていくという素晴らしさ。この本だと恵美のチョコミント色の2着目衣装をメインに二人を描いており、まつめぐが相互作用で2人のベクトルが合わさって別のベクトルを生み出しているのを描いてて本当に素晴らしいです。


20:32 ヤスミツ(@7o90_)さん/ハチドリは見た!!

莉緒姉・歌織さん・このみさんの大人組を中心とした日常系ギャグ。漫画特有の吹き出しを使ったセリフにセリフを重ねることで会話の流れとか勢いとかを見せる技によるツッコミなどの見せ方がすごい好き。とくに勢いが特にこの大人組はあり、この本の中でも3人が暴走しちゃうタイプの話なのでマッチしていて面白いです。描き文字とか小ネタにもこだわりがあって読んでて楽しかったです。


22:50 うじまつ(@uji_ma2)さん/透明から降る雨・Stroll

SS本。普段はあまりSSは読まないんですが、小説の世界に没入できる文章力にまず惹かれました。長編の「透明から降る雨」はまつりと琴葉という担当二人がメインで、二人を繋ぐものとして演技がメインのテーマになってたのですが素晴らしい。
まつりと琴葉はかなり違うタイプの人間ですが、この小説の中ではまつりは色があって
琴葉は透明という表現をしているんですけれども、これは本当になかなか言い得て妙だなと思いました。まつりは周りからどう見られているかが分かってどう見せるかもコントロールできるいうタイプなのに対して琴葉はどちらかと言えば周りからどう見られているかを気にしすぎてしまうタイプである部分がうまく描写されていて良かったです。加えてオリキャラというかアイマス公式に出てきているキャラクターでは無いキャラクター達がシナリオの進行のために作られたキャラクターではなく、ちゃんとそのキャラクターとしてこの世界に生きていてそのキャラクターたちとアイドルたちが絡むことによってシナリオが進むというのが素晴らしい。


28:34 音浦(@Otowlap)さん/アイドルマスターミリオンライブ!のクイズ本

200問くらいクイズが入っているクイズ本。参加しやすいシンプルなクイズからかなり難しいクイズまで入ってて、多答クイズのような盛り上がりやすいクイズもあるのでこれを使ったクイズ番組がやりたい。クイズ番組作りは番組の進行とクイズを作るっていうのが難しく、難易度を上げすぎると全員が参加できなくなってつまんなくなるけど簡単に過ぎると番組として面白くなくなるというジレンマがある中これだけ問題があると上手く番組にできそう。アイマスPが集まる場にこれ1冊あるだけでみんなでワイワイ盛り上がれて楽しそうな一冊。

リズと若おかみと戦車道~映画を心拍数で比較できるか~

はじめに

honeshabri.hatenablog.com

 

骨しゃぶりさんの影響で心拍数を測り始めた。

 

 

購入後は基本的に24時間心拍数を計測しているので映画やアニメを見ている時の心拍数も記録されている。

 

これらをもとに映画やアニメの評価や分類ができるのかを考える。

 

視聴したコンテンツ

リズと青い鳥
少女歌劇レヴュースタァライト11話
シュタインズゲートゼロ21話
ボボボーボ・ボーボボ1話
少女歌劇レヴュースタァライト10話
少女歌劇レヴュースタァライト12話
シュタインズゲートゼロ22話
若おかみは小学生!

THE IDOLM@STER MILLION LIVE!

EXTRA LIVE MEG@TON VOICE!

ガールズ&パンツァー総集編(4DX)

ここ最近視聴したコンテンツがこれである。

リズと青い鳥」・「若おかみは小学生!」・「ガールズ&パンツァー総集編(4DX)」は映画、「MEG@TON VOICE!」はライブ映像である。

 

特徴量

データとしてどこに着目するかであるが、心拍数を用いた映画分類の試み(2016,成田 伊吹 丸山 一貴)を基に「心拍数の最大値-最小値」と「RSI70%以上」の二つを利用した。

理由としては上記論文内で心拍数の最大値-最小値およびRSIによる映画分類の可能性が示唆されていたためである。ただし「RSI30%以下」の特徴量が0となるコンテンツが多かったため「RSI30%以下」の特徴量による分析は省略した。

また映画とアニメでは長さが違うためRSIに関しては1時間あたりの特徴量となるように調整をしている。

 

結果

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横軸のRSI70%以上はどれだけ心拍数が上がり続けた瞬間があったかであり、最大値-最小値は心拍数がどれだけ視聴中に変化したかの幅を示しており、右に行くほど盛り上がる瞬間が多く上に行くほど盛り上がる瞬間と落ち着く瞬間の落差があることを示していると考えられる。

 

考察

映画に関して見ると「ガルパン総集編」と「若おかみは小学生!最大値-最小値がほぼ同じ値となっている。ガルパン総集編は4DXで戦車戦は盛り上がり、日常シーンでは落ち着くといった差が出やすいことを考えると「若おかみは小学生!」がいかに感情の起伏を生み出せる映画かが分かる。まだ見てない人は今すぐ映画館に向かったほうがいい。

 

リズと青い鳥」は上記2作品と比較すると最大値-最小値は低い。これは「リズと青い鳥」は日常を丁寧に描いた作品であり大きな事件やドラマが起きるというタイプではないからであると推測される。

 

1時間あたりのRSI70%以上特徴量に関してはリズと青い鳥」>「若おかみは小学生!」>「ガルパン総集編」となっている。

ガルパン総集編」が低くなっているのは他2作品と比較すると映画の時間が長い分、1時間あたりの特徴量が低く調整されているからであり、この点は少し考える必要があるとも思われる。実際全体を通してのRSI70%以上特徴量は最も多い。

 

詳しく各作品の心拍数変化とRSIを見ると

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上のようになる。

全体的に映画の後半ではRSIの上下が激しくなっている。

どこのシーンで上昇しているかの正確な分析はBDで確認したりしないといけないので難しいが、「若おかみは小学生!」の中盤盛り上がっているところはおそらくグローリー・水領さまのシーンだと思われる。最高なのでまだ見てない人は全員見に行って欲しい。

ガルパン総集編」はダー様が好きなので前半の聖グロ戦でも上がっているのだろう

 

アニメについても少し触れるとレヴュースタァライト10話真矢クロの尊さにやられていたのでRSI70%特徴量がかなり高くなっている。というか全体的にレヴュースタァライトはRSI70%特徴量が高いので強い百合はRSI70%特徴量が高くなる可能性がある。(適当)

ボーボボの最大値-最小値がめちゃくちゃ大きいのもまぁテンションの上下が激しい作品なので納得である。

 

結論

若おかみは小学生!」はめちゃくちゃ盛り上がるようなタイプの映画ではないが、「ガルパン総集編4DX」並みには心拍数を揺さぶる映画なので見てない人は全員見に行くべき

 

感想

ある程度データが集まってきたのでまとめてみたがRSI70%の調整に関しては少し考察が必要だと思われる。アニメと映画では長さが違うので比較が難しくなってしまう(そのままの値だと映画が大きすぎる)ので何らかの統一尺度を作れたらと考えている。

ちなみにJINS MEME ESも購入したので今度からは瞬膜数もデータが増える予定である。楽しみ。

進化ゲームで考えるプレイヤーの行動

はじめに

どこの界隈にも新規参入者にマウントをとる古参がいる。

 

新規参入を拒むのは界隈の衰退につながるので僕は好きではないがこれを進化ゲームを利用して考えていく。

 

進化ゲーム

進化ゲームでは社会の構成員の割合がどのように変化していくかといったことを分析する。

たくさんの社会の構成員の中からランダムに2人が出会い幸せになったり、不幸せになったりするということが繰り返される中で構成員の戦略がどのように変化していくかを分析する。

例えば社会には攻撃的なプレイヤー普通のプレイヤーの2種類がいるとする。

  • 攻撃的なプレイヤー同士で出会うと気が合うのでお互いの幸せは2
  • 普通のプレイヤー同士で出会うとこちらも気が合うが普通のプレイヤーの方が平和なのでお互いの幸せは3
  • 攻撃的なプレイヤーと普通のプレイヤーが出会うと攻撃的なプレイヤーの幸せは2になるが、普通のプレイヤーは攻撃的なプレイヤーを好まないので幸せは0となる。
これを表にすると以下のようになる。
 
2,2
2,0
0,2
3,3
例えば攻撃的プレイヤーが20人普通のプレイヤーが80人だとする。
この時、攻撃的プレイヤーの期待利得2×0.2+2×0.8=2
反対に普通のプレイヤーの期待利得0×0.2+3×0.8=2.4
となる。
進化ゲーム的に言えばこの状態は普通のプレイヤーの方が期待利得が高いので攻撃的プレイヤーが普通のプレイヤーへと変化していき全員普通のプレイヤーとなるというのが基本的な分析である。
とはいえ攻撃的なプレイヤーが普通のプレイヤーになるかというと中々難しいので構成員の割合が新規プレイヤーが入ってくるor普通のプレイヤーが辞めるといった形で変化すると考えてみる。
この時、攻撃的プレイヤーでも普通のプレイヤーでもない一般人という概念が出てくる。
例えば一般人の幸せが2.4より小さければ普通のプレイヤーとなる方が幸せなのでどんどん新規プレイヤーが増えてくるということになる。
少し表を変化させてみる。
 
2,2
2,-3
-3,2
3,3

とし、一般人の幸せは2とする。

こうなると

攻撃的プレイヤーの期待利得2のままなのに対して、普通のプレイヤーの期待利得-3×0.2+3×0.8=1.8となり、一般人より期待利得が低くなる

このような状況では普通のプレイヤーをやめて一般人になった方がいいと判断してプレイヤーの一部が辞める普通のプレイヤーが辞めると攻撃的プレイヤーに出会う人が増えるため更に普通のプレイヤーの期待利得は下がり最終的には攻撃的なプレイヤーだけが残る

このように攻撃的プレイヤーが増えたり普通のプレイヤーにマイナスの影響を与え続けると新規プレイヤーが増えなくなるどころか普通のプレイヤーも減っていき最終的には攻撃的なプレイヤーだけが残るという状況となってしまう。

 

感想

進化ゲーム理論を用いてプレイヤーの増減を考えて見た。基本的には進化ゲームでよくあるタカハトゲームであるが、社会の構成人数自体が変化するという考え方は少し別の視点なのかなと思う。

上の結論から分かるのは別にコンテンツに文句があって攻撃的になるのは勝手だが普通に楽しんでいるプレイヤーに対してマイナスの影響を与えるようなことはやめるべきだということである。適当に愚痴専用の鍵垢でも作ってそこで文句がある人同士でやってくれていればいいものをわざわざ大々的に公開して普通に楽しんでいるプレイヤーに負の気持ちをぶつけないでくれということである。

個人的な話をすると僕は経済学に興味を持つ人が増えて欲しいと思ってこういった記事を書いているので少しでも興味を持ってもらえると嬉しい。

 

修士論文用のアンケートはまだ実施中なので回答がまだの方は回答をお願いします。

goo.gl

ミリオンライブ!におけるユニットの可能性を探る

はじめに

ユニットの可能性が知りたい。 

ミリシタに入ってからMTGシリーズで様々なユニットは登場しているが、属性の縛りがある。TBも新たな組み合わせを教えてくれたがユニットとしての活動ではなかった。

GREE版のマイユニットのような無限の可能性を探りたい。

 

そのためには現状どのようなユニットやカップリングが存在するのかを調査する必要がある。

 

分析方法

viola-voila.hatenablog.com

 

前回の記事で集まったデータの中に「担当アイドル」の項目がある。

GREE版のマイユニット基準で3人まで選べるようにしていたのだが、この担当アイドル1~3人の回答をもとに兼任Pがどのようなアイドルを同時に選んでいたのかを探った。

 

具体的には担当アイドルだけをまとめた.txtをKHコーダーに放り投げて共起ネットワーク図を作成しただけである。

 

結果

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共起ネットワーク図は上のようになった。

 

考察

多くの有名ユニットカップリングが見つかるが意外とプラチナスターライブ編のユニットが5人全員繋がっているのは見当たらなかった

これはもちろん担当アイドルが3人までしか選べなかったことが理由だとは思うのだが、5人ユニットでもその中で特定の組み合わせだけが担当アイドルとして選ばれやすくなっているのかもしれない。

 

感想

図を作った時点で満足してしまってあんまり考察していない気がする。しかしこの図だけで無限の可能性を感じられたし、逆に繋がっていない組み合わせこそが既存の発想にとらわれない将来性に満ちたユニット・カップリングとも考えられる。

ちなみに自分は担当アイドルの琴葉・恵美・まつりに関してはどの2人を抜き出して組み合わせても最高だと思っている。まつめぐことめぐことまつもあるのだ。

 

修士論文用の調査はまだまだ実施中なので拡散・ご協力お願いします。

t.co

 

Pは担当アイドルに似るのか?

 

はじめに

Pは担当アイドルに似る」という噂がまことしやかに囁かれている。

似ているアイドルを担当に選ぶのか、担当アイドルだから似てくるのかといった因果関係は不明だがありそうな話だとは思う。

とはいえ志保Pがみんな絵本好き静香Pが全員うどん好きかと言われれば違うだろう。

似ているとされるのはやはり性格の部分だと思う。

そこから担当P毎に心理特性に差があるのかといった調査を行なった。

 

調査概要

尺度としては日本語版ten item personality inventory(TIP-J;小塩・阿部・カトローニ,2012)を利用してビッグファイブパーソナリティを調査し、年齢・性別と合わせて説明変数として担当アイドルのダミー変数を目的変数としたロジスティック回帰分析、及び反対に年齢・性別・担当アイドルのダミー変数を説明変数、ビッグファイブパーソナリティを目的変数とした重回帰分析を行なった。

 

今回の調査に関しては因果関係が不明なため性格・担当アイドル両者の説明変数・目的変数を入れ替えて検証をしている。ここからあくまで性格と担当アイドルには関係がありそうだくらいしか言えず、〇〇Pは××などといった決めつけ・レッテル貼りには繋げないようにお願いしたい

 

回答者数は4572人であった。非常にありがたい。

余談ではあるが現在修士論文のためにプロデューサーのガチャに関しての調査を行なっており、協力いただけると幸いである。

goo.gl

 

 

ビッグファイブ

ビッグファイブとは性格を表す5つの尺度である。

具体的には以下の5つである。

1.情緒不安定性(Neuroticism)

※今回は日本語版ten personality itemにのっとりこれ以降は神経症傾向と訳す
神経質さ、情緒の安定性、環境への適応性、心理的な苦悩に対する敏感さ。
高いから病気だといったことでは無いので注意。
高いほど精神的に不安定になりがちであり、低いほど安定的。


2.外向性(Extraversion)
社交的で他人と交わるのが好きかどうか。
高いと活動的、快活、おしゃべりなどの特徴があらわれやすい。
逆に、低いと内向きで控えめ。


3.開放性(Openness to experience)
知的好奇心の強さや、新しい物事や考えに対して開放的かどうか。
高いほど新しい理論や思考に対して好意的で、低いほどそれらに対して好意的ではない。
また、高いほど伝統、権威を疑いがちになる。


4.協調性(Agreeableness)
通常の訳では調和性。他人との協調性が高く、利他的かどうか。
高いと利他的で他者と協調する傾向にあり、低いと自己中心的で競争的で他者を信頼しない。
高すぎると依存性人格障害と、低すぎると反社会性、被害妄想癖と関係してくるとされる。


5.誠実性(Conscientiousness)

※今回は日本語版ten item personality testに則り以降は勤勉性と訳す
訳がややこしいが、マメさや律儀さ。
中途半端を好まず、徹底的に行動するかどうか。
高いと目的を持ち、マメになりがちだが、気難しさや潔癖さにもつながる。

(ビッグファイブ(Big-Five Personality):ForlostP(ふぉろすとP)のブロマガ - ブロマガより)

 

なぜかビッグファイブの解説を調べてたら他のPのブロマガが出てきた。アイマスは恐ろしい。

今回はそれぞれの尺度を2~14点で値を算出している。

 

結果

結果をかなり簡易的に出していく。詳細なデータなどは10月のISFでまとめたものを本の形で報告する予定である。

とにかく他担当Pを煽ったりするために今回の結果を使わないことだけは約束してほしい。

 

 

まずは担当アイドル・性別・年代が性格に与える影響を推定する。ビッグファイブの値は大阪大学による「くらしの好みと満足度についてのアンケート調査」(GCOEデータ)とも比較し代表性も確認しているが、一部数値のズレが出ておりこれがオタクが世間とずれているのかは不明であるが代表性に関しては注意が必要である。

 

担当アイドルに関しては〇〇の担当は他のPより値が高いor低いと表記しているが正確に言えば「その他の属性(年代・性別・その他の担当アイドル)などが全て同じだった時、〇〇の担当は担当ではないPよりも値が高いor低いと推定される」という意味である。

 

1.神経症傾向

回答者の全体平均は9.34。GCOEデータでは平均値が7.94だったので少し高めの値である。

神経症傾向に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性は女性より0.685神経症傾向が低い。
  • 所恵美の担当は他のPより0.567神経症傾向が高い。
  • 40代は他の世代より0.787神経症傾向が低い。 

となる。

川本・小塩・阿部・坪田・平島・伊藤・谷(2015)の先行研究によれば神経症傾向は年齢によって下がっていき、若い女性の方が高くなるとされており結果と矛盾はない。

 

2.外向性

回答者の全体平均は6.66。GCOEデータでは平均値が8.13だったので少し低めの値である。

外向性に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 七尾百合子の担当は他のPよりも0.531外向性が低い。
  • 菊地真の担当は他のPよりも0.707外向性が高い。
  • 我那覇響の担当は他のPよりも0.800外向性が高い。
  • 天海春香の担当は他のPよりも0.738外向性が高い。
  • 百瀬莉緒の担当は他のPよりも0.775外向性が高い。
  • 星井美希の担当は他のPよりも0.617外向性が高い。
  • 二階堂千鶴の担当は他のPよりも0.784外向性が低い。
  • ジュリアの担当は他のPよりも0.501外向性が高い。
  • 矢吹可奈の担当は他のPよりも0.726外向性が高い。

となる。年齢・性別の効果は有意に出なかった。

 

3.開放性

回答者の全体平均は8.31。GCOEデータでは平均値が7.80だったのでやや高めの値である。

開放性に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • ロコの担当は他のPよりも0.867解放性が高い。
  • 北沢志保の担当は他のPよりも0.614解放性が低い。
  • 徳川まつりの担当は他のPよりも0.533解放性が高い。
  • 男性は女性よりも0.357開放性が高い。
  • 野々原茜の担当は他のPよりも0.600解放性が高い。
  • 高山紗代子の担当は他のPよりも0.513解放性が低い。

となる。

川本・小塩・阿部・坪田・平島・伊藤・谷(2015)の先行研究によれば女性よりも男性の方が高得点とされており結果の矛盾はない。

 

4.協調性

回答者の全体平均は9.76。GCOEデータでは平均値が10.03だったのでおおよそ同じ程度の値である。

協調性に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 如月千早の担当は他のPより0.699協調性が低い。
  • 北沢志保の担当は他のPより0.479協調性が低い。
  • 男性は女性より0.294協調性が高い。
  • 最上静香の担当は他のPより0.420協調性が低い。

となる。川本・小塩・阿部・坪田・平島・伊藤・谷(2015)の先行研究によれば女性の方が協調性は高いとされており、この矛盾がデータの問題なのかオタクの特性なのかは不明である。

 

5.勤勉性

回答者の全体平均は5.27。GCOEデータでは平均値が8.11だったのでかなり低い値である。

勤勉性に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 田中琴葉の担当は他のPより0.626勤勉性が高い。
  • 40代は他の世代より0.677勤勉性が高い。
  • 60代は他の世代より2.583勤勉性が高い。
  • 大神環の担当は他のPより0.667勤勉性が低い。
  • 如月千早の担当は他のPより0.371勤勉性が高い。

となる。

川本・小塩・阿部・坪田・平島・伊藤・谷(2015)の先行研究によれば勤勉性は年齢の上昇とともに上がるとされており、結果に矛盾はない。

 

 

続いて性格・性別・年代が担当アイドルに与える影響である。

担当アイドルであるかどうかは(0,1)のダミー変数のためロジスティック回帰分析を行なっている。そのため推定される値は性格の値が1上がると担当アイドルになる確率がどれだけ上昇するかといった形での値となる(オッズ比)

 

また、担当アイドルに関しては担当P数が多く有意な結果が出ている上位のアイドルのみ推定しているが結果の順番は担当P数とは関係ない。

 

北沢志保

北沢志保の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が女性よりも1.799倍北沢志保の担当になる確率が高い。
  • 協調性が1上がると0.894倍北沢志保の担当になる確率が下がる。
  • 勤勉性が1上がると1.088倍北沢志保の担当になる確率が上がる。
  • 開放性が1上がると0.908倍北沢志保の担当になる確率が下がる。

となる。

 

如月千早

如月千早の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が女性よりも1.445倍如月千早の担当になる確率が高い。
  • 協調性が1上がると0.863倍如月千早の担当になる確率が下がる。
  • 勤勉性が1上がると1.085倍如月千早の担当になる確率が上がる。 

となる。

 

 

田中琴葉

田中琴葉の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が女性よりも2.099倍田中琴葉の担当になる確率が高い。
  • 勤勉性が1上がると1.128倍田中琴葉の担当になる確率が上がる。
  • 神経症傾向が1上がると1.070倍田中琴葉の担当になる確率が上がる。

となる。

 

所恵美

所恵美の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が2.473倍所恵美の担当になる確率が高い。
  • 外向性が1上がると1.058倍所恵美の担当になる確率が上がる。
  • 神経症傾向が1上がると1.089倍所恵美の担当になる確率が上がる。

となる。

 

徳川まつり

徳川まつりの担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が女性よりも0.654倍徳川まつりの担当になる確率が低い。
  • 開放性が1上がると1.081倍徳川まつりの担当になる確率が上がる。

となる。

 

七尾百合子

七尾百合子の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が2.951倍七尾百合子の担当になる確率が高い。
  • 外向性が1上がると0.906倍七尾百合子の担当になる確率が下がる。

となる。

 

望月杏奈

望月杏奈の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 男性の方が2.281倍望月杏奈の担当になる確率が高い。
  • 外向性が1上がると0.938倍望月杏奈の担当になる確率が下がる。

となる。

 

周防桃子

周防桃子の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

となる。

 

真壁瑞希

真壁瑞希の担当になる確率に影響があると推定された(p<0.01)ものを抜粋すると

  • 外向性が1上がると0.949倍真壁瑞希の担当になる確率が下がる。

となる。

 

上から分かるようにアイドルによって影響しているとされる性別や性格の数は異なる。例えば桜守歌織は担当数も多かったため検証を行なったが性格・性別の影響に関して有意な値は出なかった

 

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ガチャに関する調査協力のお願い

はじめに

修士論文を書かなければいけないのであるが、いまだに0文字である。

来月頃に中間発表があるという事実を考えると端的に言ってやばい

研究のためのアンケートを行うつもりだったのだが調査項目を色々といじくっていたらこんな時期になってしまっていた。

賢明な読者の皆様ならもうお分かりだろうと思うが、今回の記事は読者の皆様に自分の研究のお手伝いをしていただきたいというお願いである。

 

研究内容

おおまかに言えば「なぜ僕たちはガチャを回すのか」がテーマである。

ジャンルで言えば行動経済学意思決定論の領域になる。

主に確率をどう捉えているかやどれくらいお金を払ってもいいと思っているかなどについての調査である。

回答数が少ない調査となってしまうとどうしてもその研究結果の意味を見出しにくくなってしまうので出来るだけ回答をお願いしたい。 

調査結果に関しては論文にした後、きちんとこちらでも報告させていただく予定である。

 

調査

調査項目はgoogleフォームで8ページ分と少し長くなってしまっているが

以下のリンクまたは下記埋め込みフォームから回答をお願いします。

goo.gl